Copilot Studioとは?料金・使い方・活用事例を徹底解説

Microsoftが提供する「Copilot Studio」は、AIアシスタント「Copilot」を作成・カスタマイズ・管理できるローコードツールです。​

これにより、プログラミングの専門知識がなくても、自社の業務や用途に合わせたAIツールを構築し、業務効率化や生産性向上を図ることが可能です。

この記事では、Copilot Studioの特徴や料金体系、さらには使い方や活用事例を解説します。

仲 思成
著者: 仲 思成

AI導入.comを提供する株式会社FirstShift 代表取締役。トロント大学コンピューターサイエンス学科卒業。株式会社ANIFTYを創業後、世界初のブロックチェーンサービスを開発し、東証プライム上場企業に売却。その後、マッキンゼー・アンド・カンパニーにコンサルタントとして入社。マッキンゼー日本オフィス初の生成AIプロジェクトに従事後、株式会社FirstShiftを創業。

Copilot Studioとは?

Copilot Studioとは

出典:https://www.microsoft.com/からキャプチャー

Copilot Studioは、Microsoftが提供するAIアシスタント「Copilot」を作成・カスタマイズ・管理するためのローコードプラットフォームです。

企業や個人が独自のAIアシスタントを簡単に作成、カスタマイズできます。

​これにより、ユーザーは自社のデータやシステムと連携した独自のAIツールを構築し、業務プロセスの自動化や効率化を実現できます。​

Copilot Studioの6つの特徴

Copilot Studio 特徴

ImageFXで作成

Copilot Studioは様々な特徴を持ち、それらをうまく活用することでユーザーは自社のニーズに合わせた柔軟なAIツールを構築できます。

ここではCopilot Studioの主な特徴を6つ紹介します。

ローコードでのカスタマイズ

Copilot Studioは、プログラミングの知識がなくても、直感的な操作でAIチャットボットや自動化ツールを作成・カスタマイズできるローコードツールとなっています。

ドラッグ&ドロップやGUIベースの設定により、業務プロセスに適したエージェントを迅速に構築できます。

生成AIプラグインの活用

Copilot Studioは、OpenAIのカスタムGPTやAI Builderモデルなどの生成AIプラグインを活用して開発を進めることができます。

これにより、ユーザーの質問に対する高度な応答生成や、外部データソースからの情報取得が可能となり、より精度の高いコンテキスト固有のAI応答を実現します。 ​

手動でのトピック作成

特定の業務シナリオに応じて、ユーザーが会話トピック(フロー)を手動で作成することができます。

Q&A形式だけでなく、複雑な条件分岐や複数のやり取りを組み込むことが可能で、意図に沿った応答ロジックを柔軟に構築できます。 ​

データ統合

Copilot Studioは、Microsoftやその他サードパーティのデータソースとのデータ統合を容易に行うことができます。

全体で1,500を超える事前構築済みデータコネクタを提供しており、各サードパーティーとコネクタを用いてデータ接続することが可能です。

これにより、リアルタイムでのデータの読み書きが可能となり、ユーザーの入力に基づいた動的な応答やアクションが実現できます。 ​

アクセス制御とセキュリティ

Copilot Studioは、作成者やユーザーのアクセスの制御とセキュリティに強みを持っています。

作成者のアクティビティの監査、インベントリの管理、Power Platform管理センターでのよりきめ細かい制御を提供し、組織のガバナンス要件に従った使用を可能にします。

これにより、エンタープライズデータの保護やコンプライアンスの確保が実現されます。 ​

インタラクションデータの分析

Copilot Studioは、エージェントのパフォーマンスやユーザーのインタラクションデータを収集・分析する機能を備えています。

これにより、エージェントの応答精度やユーザー満足度の向上に向けた改善点を特定し、継続的な最適化を図ることが可能です。

Copilot Studioの料金体系

Copilot Studio 料金体系

ImageFXで作成

Copilot Studioの利用には、Microsoft 365の組織向けライセンスが必要です。​

さらに、Copilot Studio自体の利用料金として、**月額29,985円(税抜)**が発生します。

​この料金で月に25,000メッセージまで利用可能で、超過分は追加購入が必要です。

Copilot Studioは無料で使える?

Microsoft 365の組織向けライセンスを持っている場合、Copilot Studioを60日間無料で試用できます。

​これにより、導入前に機能や使い勝手を確認することが可能です。

Copilot Studioを有料で使う場合の料金体系

有料利用の場合、月額29,985円(税抜)で25,000メッセージまで利用可能です。​

追加のメッセージが必要な場合は、従量課金制で追加購入が可能です。​

Copilot Studioは日本語で使える?

Copilot Studio 日本語

ImageFXで作成

Copilot Studioは日本語を含む複数の言語に対応しており、日本語での利用が可能です。

​ただし、生成アクション機能は現在英語のみの対応となっているため、日本語での利用時には一部機能が制限される場合があります。

Copilot Studioの使い方

Copilot Studio 使い方

ImageFXで作成

Copilot Studioは、プログラミングの専門知識がなくても、直感的な操作でAIアシスタントを作成・カスタマイズできます。​

以下に、初期設定の方法と基本的な操作手順を紹介します。

初期設定の方法

まず、Microsoft 365の組織向けライセンスを取得し、Copilot Studioの公式サイトにアクセスします。

​サインイン後、「Copilotを作成する」をクリックし、必要な情報を入力して新しいCopilotを作成します。

基本的な操作手順

作成したCopilotに対して、トリガーとなるユーザーの入力や、それに対する応答メッセージを設定します。

​また、必要に応じて外部データやAPIとの連携を設定し、Copilotの機能を拡張します。

​設定が完了したら、テストを行い、問題がなければ公開して利用を開始します。​

Copilot Studioの活用事例

Copilot Studio 活用事例

ImageFXで作成

Copilot Studioを活用することで、さまざまな業務プロセスの効率化が期待できます。

​以下に、具体的な活用事例を紹介します。

チャットボットの作成とカスタマイズ

Copilot Studioを利用すれば、ローコードでチャットボットを作成し、カスタマイズできます。

​これにより、顧客からの問い合わせ対応や社内の情報共有を効率化できます。

たとえば、社内のFAQ対応や顧客サポート用チャットボットの構築に活用でき、業務の効率化が可能です。 ​

生成AIを活用した業務効率化

生成AIプラグインを活用することで、文書作成やデータ分析などの業務を自動化し、効率化を図ることが可能です。

生成AIを活用して、問い合わせ対応やデータ分析、レポートの作成など業務を効率化できるでしょう。

データ統合とワークフローの自動化

Copilot Studioは、社内外のさまざまなデータソースと統合し、ワークフローを自動化することで、業務プロセスの効率化と精度向上を実現します。​

たとえば、Microsoft365などの既存アプリケーションと連携することも可能です。

セキュリティとアクセス管理

アクセス制御とセキュリティ機能により、データの安全性を確保しつつ、適切なユーザーが必要な情報にアクセスできるよう管理できます。

データ損失防止(DPL)ポリシーを使用して、データ流出を防ぎます。

まとめ

Copilot Studio まとめ

ImageFXで作成

Copilot Studioは、ローコードでAIアシスタントを作成・カスタマイズできるプラットフォームであり、業務効率化や生産性向上に寄与します。

日本語対応や無料試用期間も提供されているため、導入を検討する価値があります。

Copilot Studioはもちろん、その他のAIも業務を改善してくれますから、積極的に導入を検討してはいかがでしょうか。