【完全版】ChatGPT4とは?特徴や料金・使い方3選
OpenAIが開発した最も人気な大規模言語モデルであるChatGPT。前モデルであるGPT-3.5と比較して性能や機能が大幅に向上したと言われる最新のGPT-4の性能が気になる方も多いのではないでしょうか。
以下では、GPT-4の特徴やGPT-3.5との違い、日本語対応能力、料金体系、無料での利用方法、使い方、他のAIモデルとの比較について詳しく解説します。
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ChatGPT-4とは
ChatGPT-4は、OpenAIから2023年3月にリリースされたChatGPTのモデルの一つです。
従来のモデルよりも理解力や応答の自然さが向上しており、文章生成、要約、翻訳、アイデア出しなど幅広い用途に対応しています。ビジネスや学習でも活用されています。
GPT-4の特徴・GPT3.5との違い
GPT-4は、前モデルと比較して以下のような特徴を持っています。
文脈理解や応答の一貫性が向上
GPT-4ではパラメータ数が約1兆と大幅に増加し、これにより文脈理解や応答の一貫性が向上しています。
従来に比べてより自然なやりとりが実現されています。
マルチモーダル対応
GPT-4ではテキストだけでなく画像の解析も可能となっております。
例えば写真の内容を説明したり、グラフの傾向を分析することができ、より多角的なインプットを用いることができるようになっています。
短期記憶容量の増大
GPT-4は画像入力にも対応し、さらに短期記憶容量はGPT-3.5の約8倍である64,000語に拡張されました。 一方、モデルの規模が拡大したことで、応答速度はやや遅くなる場合があります。
高い日本語能力
GPT-4の日本語能力は非常に高く、特に専門的な分野においてGPT-3.5よりも優れた結果を出しています。
医療系試験などでの正答率も高く、日本語でのコミュニケーションや教育現場での利用も実用的になっています。 ただし、英語と比較すると精度に若干の差があるため、翻訳精度の向上が課題です。
ChatGPT-4はどの料金プランで使える?
ChatGPT4や派生のChtGPT-4oの使用可否は、利用するChaGPTのプランによって異なります。
具体的な料金表とともに、各プランでGPT4や4oが利用できるのか、また無料・有料プランそれぞれでどこまで機能が使用できるのか、解説します。
ChatGPT料金プランごとの4/4oモデルの使用可否
プラン名 | 月額料金 | 利用可能モデル | 主な機能・制限 |
---|---|---|---|
無料プラン | 無料 | GPT-4o | 基本的なチャット機能。5時間ごとに利用回数制限あり。 |
ChatGPT Plus | $20/月 | GPT-4 | 優先アクセス、高速応答、ピーク時の利用保証。 |
ChatGPT Pro | $200/月 | GPT-4o | 無制限アクセス、高度な音声モード、追加の研究クエリ。 |
ChatGPT Team | $25〜$30/ユーザー/月 | GPT-4、GPT-4o | チーム向け機能、カスタムGPTの作成・共有、管理コントロール。 |
無料プランで使用できる範囲
無料プランではGPT-4oを用いた基本的なチャットが利用できますが、5時間ごとに使用回数制限があります。 制限後は、より軽量なGPT-4o miniに切り替わる仕組みです。
有料プランで使用できる範囲
有料プランでは高速応答、ピーク時の優先アクセス、高度な音声対応などが利用可能です。 特にChatGPT Proでは無制限のアクセスが可能で、研究用途にも向いています。
ChatGPT-4の使い方
ChatGPT-4の使い方は簡単で、初心者でもすぐに利用開始できます。 ここではログインからモデルの選択、プロンプトの実行までの手順を紹介します。
手順1:ChatGPTの公式サイトにログイン
1.Webブラウザで以下のURLにアクセスします: https://chat.openai.com/
2.画面右上の「Log in(ログイン)」をクリックします。登録済みのメールアドレスとパスワード、またはGoogle/Appleアカウントでログインします。
3.ログインに成功すると、チャット画面が表示されます。
手順2:モデルの選択
- 画面左上またはチャット入力欄の上にあるモデル名(例:GPT-3.5やGPT-4)をクリックします。
- モデルの一覧が表示されるので、「GPT-4」を選択します。 ※「GPT-4」を使うには、有料プラン(ChatGPT Plus:月額$20)への加入が必要です。
手順3:指示の実行
-
画面下部のチャット入力欄に質問や指示(=プロンプト)を入力します。
- 例:「旅行のプランを立ててください」
- 例:「Pythonでリストをソートするコードを教えて」
-
入力後、「Enter」キーを押すか送信ボタン(紙飛行機アイコン)をクリックします。
-
ChatGPTがプロンプトをもとに返答を生成し、画面上に表示されます。
ChatGPT-4を無料で利用できる他サイト
ChatGPT-4を使う方法は複数あります。 以下ではMicrosoftのCopilot、Poe、リートン(wrtn)での利用法について解説します。
MicrosoftのCopilot(旧Bing AI Chat)の利用
Microsoft CopilotではGPT-4ベースのAIチャットが無料で使えます。 BingやEdgeブラウザからアクセス可能で、画像生成やウェブ検索との連携も可能です。
生成AIプラットフォーム「Poe」の利用
Poe(by Quora)では複数のAIモデルが利用可能で、GPT-4も無料枠で一定回数利用できます。 登録後すぐに使えるため、手軽に試せます。
生成AIプラットフォーム「リートン(wrtn)」の利用
韓国発のリートン(wrtn)でもGPT-4を活用できます。 無料枠が設けられており、日本語コンテンツ作成にも適しています。
ChatGPT-4以外のAIモデル
OpenAIではGPT-4以外にも、さまざまな性能・用途に特化したモデルが提供されています。ここでは代表的なAIモデルを簡単に紹介します。
GPT-4o
GPT-4oは、2024年にリリースされた最新のマルチモーダルモデルで、音声・画像・テキストを統合的に処理できます。
従来のGPT-4と比較しても応答速度が大幅に改善されており、ChatGPT無料プランでも使用できるようになりました。特にユーザーとの対話性に優れているのが特徴です。
GPT-4o mini
GPT-4o miniは、GPT-4oの軽量バージョンとして設計されており、計算コストを抑えながらも高い精度を維持しています。
処理速度が速く、モバイル環境や制限付きプランでの利用に適しています。無料プランでの利用時に自動的に切り替わるケースもあります。
o1
o1は、OpenAIが開発した別系統のモデルで、生成タスクに特化しています。パフォーマンスはGPT-4と比較して軽量ですが、コンテンツの高速生成や特定用途での安定性が強みです。特に企業向けAPIでの活用が進められています。
o3-mini
o3-miniは、oシリーズの中でも最軽量で高速なモデルです。文章の要約や簡易なデータ抽出といったタスクに向いており、コストパフォーマンスに優れています。個人開発者がプロトタイプに組み込むケースが増えています。
o3-mini-high
o3-mini-highは、o3-miniの性能を向上させたバージョンで、より複雑な命令への対応が可能です。小規模なアプリケーション向けに設計されており、動作も軽快です。使いやすさと応答精度のバランスが取れたモデルといえます。
o1-pro
o1-proは、o1の上位互換モデルであり、精度・安定性・高速性すべてにおいて高水準を誇ります。エンタープライズ向けのソリューションとして開発されており、AI統合アプリケーションの中核モデルとして利用されています。
GPT-4.5
GPT-4.5は、GPT-4の改良版として一部のプラットフォームで限定的に提供されており、応答の一貫性や多言語対応がさらに向上しています。GPT-5登場前の中間モデルとして位置づけられており、プロフェッショナルな用途に適しています。
まとめ
この記事ではChatGPT-4の特徴、料金体系、具体的な使い方、他モデルとの比較について解説しました。 高性能なChatGPT-4を適切に活用し、業務効率化や新たな価値創出に役立ててください。
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